知らないのは私だけかもしれないけど、過去に彼岸花の咲く風景を何度も撮影したことがあるが彼岸花は咲いた当日に撮影した記憶はない。
芽がててからわずか一週間で茎は52センチも伸びて開花するのだから彼岸花のみえる道路を毎日通るひとでなければ、咲いたばかりの新鮮な花に出会えない。
蓮の花や彼岸花は実に美しいが死の世界を連想してしまうので忌み嫌われるからだろうか、生け花にするひとは少ないようだ。
公園で真っ赤な彼岸花のとなりに白い花をつける彼岸花を見つけた。
白い花の彼岸花なら生け花にするひとがいるかもしれない。
彼岸花は種子でなく球根で繁殖する。
球根が動物に食べられないように猛毒をもつように進化した。
一個の球根の毒で1500匹のネズミを殺すことができるそうだ。
しかし花にも蜜にも毒はなく蝶たちは彼岸花の蜜を吸いに集まる。
今ではねずみを駆除するためだが昔の百姓さんは飢饉時に球根に毒抜きをして食したという。
わずかばかりの澱粉がとれるのだ。
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